バーチャルFXでトレード初体験(外国為替証拠金取引FX比較と基礎知識)

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バーチャルFXでトレード初体験

FXの仮想取引口座を開設した私は、会社から帰って一段落すると、さっそくパソコンに向かって外為どっとコムの「バーチャルFX」というサイトにIDとパスワードを打ち込んで取引画面にログインしました。

夜11時、ロンドンとニューヨークの市場がオープンしていて、一番活発に為替が取引されている時間帯だそうです。

取引画面では、USドル/円、ユーロ/USドルなど様々なペアの通貨のレートが点滅しています。

「この通貨の組み合わせのどれかを安く買って高く売るか、高く売って安く買えば、差額が利益になると聞いているけれど、どれを選べば良いんだろう・・・それに、何も買ってないのに売りからスタートする事ができるなんて不思議な感じ。」

FXは、トレーダーが「買い」から入ることも「売り」から入ることも出来るのが魅力です。
2種類の通貨の組み合わせの左側がビッド(売り)、右側がアスク(買い)です。たとえば左側がUSドルで右側が円の通貨ペアを買う時は、右側のアスクを選べば、円を売ってドルを買った事になりますから、その後ドル相場が上がれば利益が出ます。これを「円売りドル買い」と言います。左側のビッドを選ぶと「円買いドル売り」で、ドルが下がると利益が出るわけです。

「価格が上がらないと儲からない株取引と違って、トレードチャンスが多いのは嬉しいわ。でも利息の感覚で受け取れるスワップポイントは、売りの時にはどうなるのかしら?」

FXの市場は、ニューヨークのマーケットの時間帯を基準に動いているので、スワップポイントはニューヨーク市場が終了時である午前7時前後に口座に反映されます。
しかしこのスワップポイントは、通貨ペアの金利差によって生じるものなので、高金利通貨のUSドルを売って低金利通貨の円を買うと、マイナスになってしまいます。
でも外為どっとコムでは、取引有効期限の欄で「DAY」すなわち、ニューヨーク市場がクローズする時間を選べば、デイトレード、つまり当日限りのトレードとなりスワップポイントが付かないので、マイナスのスワップポイントで損をしなくて済みますし、通常500円の手数料が無料になるのです。

買いなら次の日の朝まで持ち越してスワップポイントを貰えばいいし、売りならその日のうちに決済すればマイナスのスワップを受け取らなくて済むのね。

だんだん、取引画面の意味がわかってきたのでチャートを開いてみました。チャートとは、FX業者が提示する為替レートが時間の経過と共にどのように動いているかが視覚的にわかる表です。
すると、先ほどからユーロの価格がどんどん下がっていることに気づきました。

よし、今日はユーロを売ってみよう。

取引画面を開いてユーロ/円のペアを1万通貨売りで、決済は「DAY」にしました。
パソコンから離れてしばらくテレビ見てからまた取引画面に戻りました。
今度はポジション照会の画面をチェックです。
すると、スポット円換算という欄がプラス1100円になっています。

「やった!これが為替差益ね。」

パソコンから離れていた間に、ユーロは更に11銭下がったので、11銭×1万通貨=1100円の利益が出た計算です。
最初のトレードがプラスになったのは大成功!と思いきや、見ている間に利益が100円下がってしまいました。
あわててチャートを見ると、先ほどからユーロが少しずつ上がり始めています。

「よしここでトレードをクローズしよう。」

決済注文を出し、1000円の利益を確定することができました。

「簡単なようだけど、チャートを良く見て戦略を練ることと、トレードの手仕舞いのタイミングが大事なのね。」

バーチャル取引とはいえ、はらはらドキドキでしたが、為替が上がっても下がっても売り買いの両方で為替差益を得る事ができるFXの魅力を実感しました。


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